介護職で働く人の休日数は、年間で110日程度が一般的と言われています。
数字だけ見ると多くもなく少なくもないですが、平均の数字なので職場によって休日の取りやすさは様々です。
介護業界は多くの現場で人材不足が問題になっており、職員が少なくなかなか休みが取れないという職場もあります。
そういう職場でしっかり休日を取るためには、自分から働き方を変えてみることが大事です。
休日が少ない職場では、待っていても休みは取れません。
休日は自分で取るものと考えて、積極的に有給休暇を活用しましょう。
有給休暇を取るのは労働者の権利で、会社が闇雲に拒否することはできません。
有給休暇を拒否されるような職場であれば、転職を考えたほうが良いです。
有給休暇は働かなくても給料が貰えるものなので、使わない人はどんどん損をしてしまいます。
休日をしっかり取りたいのであれば、残業もなるべく断ったほうがよいでしょう。
積極的に残業を受けてしまうと「この人はたくさん働いてくれる」というイメージがつき、どんどん休日が取りにくくなります。
エスカレートすれば「この人に頼めば出てくれる」と思われて、急な出勤を任されたり、有給休暇を断られたりすることが多くなるかもしれません。
もし、残業を断れなかったり、有給も取れなかったりするようなら、職場を変えることも考えましょう。
介護士の需要は高いため、転職活動をすればもっと好条件の職場が見つかるかもしれません。
自分から思い切って環境を変えないと、ずっと採取され続ける働き方から逃れられません。
自分の人生の大切な時間を守るためにも、即座に行動を起こしましょう。